リビングの間接照明の選び方!おしゃれで魅力溢れる空間にしよう

最終更新日:2024/10/09

リビングの間接照明の選び方!おしゃれで魅力溢れる空間にしよう

リビング空間におしゃれな間接照明を取り入れてみませんか?
様々なタイプの間接照明や色温度・明るさの選び方について紹介します。
あなたのリビング空間にぴったりの間接照明を見つけましょう。

リビングの雰囲気を左右する間接照明

リビングには人々がくつろいだり、家族や友人との時間を共有したりするための主要な空間です。
そして、リビングの雰囲気は、間接照明によって大きく左右されます。

間接照明は光が壁や天井に反射して部屋全体を照らすため、空間全体が柔らかく包み込まれ、落ち着く雰囲気を作ることができます。
そこで今回は、間接照明による空間作りのコツと、おしゃれな照明の選び方についてご紹介します。

間接照明のタイプと選び方

リビングに間接照明を取り入れたいと思っているのですが、どのタイプの間接照明を選べばいいでしょうか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

間接照明の選び方は主に置き型、壁掛け型、ダウンライト、そしてアッパーライトという4つのタイプがあります。それぞれリビングの広さや高さ、そしてソファやテーブルなど家具の配置によってさまざまな効果をもたらします。状況によって適切なタイプが変わるので、まずはご自宅のリビングの状況を教えていただけますか?

置き型はフロアスタンドやテーブルランプなど、移動が容易で手軽に取り入れられるタイプです。
一方、壁掛け型は壁の一部分だけを照らし、奥行き感や絵画のような効果を出すことができます。

ダウンライトは天井から下に光が差し込むため、部屋全体を豊かに照らします。
アッパーライトは、光を天井に反射して間接的に照らし出すので、部屋全体を明るくすることができます。
どのタイプを選ぶかは、リビングの構造や家具の配置、求める雰囲気によります。

広々したリビングでの間接照明選び

リビングの広さは20畳ほどで、天井高がかなり高いんです。ソファは部屋の中心に配置してあります。こんな状況だとどのタイプがおすすめですか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

天井が高く広々としたリビングであれば、ダウンライトやアッパーライトがおすすめです。ダウンライトは広い空間をランダムに照らすことができ、アッパーライトは天井全体に光が広がるので広い空間を明るく演出します。また、ソファの背後に壁掛け型を設置すると、居心地の良い空間造りにも役立ちますよ。

同じ間接照明でも、設置する場所や方向によって空間の雰囲気自体が変わってきます。
広くて天井が高いリビングでは、天井からの広範囲の照明が求められるため、光を広範囲に散らせるダウンライトやアッパーライトがおすすめです。
また、ソファの背後に壁掛け型を設置することで、更に空間を引き立てることができます。

おしゃれな照明も色温度と明るさを考慮する

なるほど。それにしてもおしゃれな照明がたくさんあって迷ってしまいます。どうやって選べばいいでしょう?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

デザインや形状を見て自分が気に入ったものを選ぶのも大切ですが、「色温度」と「明るさ」も重視して選ぶことをおすすめします。色温度は光の色の印象を示すもので、温かみのある光(3000K以下)はリラックスしたいリビングにぴったりです。明るさは、部屋の広さや使用目的に応じて選ぶことが大切です。あまりにも明るすぎると眩しく感じ、逆に暗すぎると場面に合わない場合があります。

間接照明の「色温度」と「明るさ」は、照明を選ぶ際に重要なポイントです。
色温度は、光の色調を表す値で、ケルビン(K)で表されます。
3000K以下の光は暖色系で、家庭でのリラックスタイムに適しています。

一方、明るさは照明の輝度を指すもので、ルーメン(lm)で表されます。
例えば読書をする場合などは、特定の場所を明るく照らす必要があったりと、部屋の大きさや用途によって必要な明るさは異なります。

色温度と明るさの具体的な選び方

なるほど、照明の色温度や明るさも考えて選ぶということなんですね。でも、色温度や明るさを具体的にどうやって選べばいいんでしょうか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

色温度と明るさの選び方については、部屋の大きさと用途を考慮して選ぶと良いでしょう。例えばリビングの場合、3000K程度の白熱灯と比較的暗めの3000ルーメン程度の明るさが標準的です。また、照明によって空間を区切る場合、活動的なエリアとくつろぎのエリアでは色温度を変えると、より心地良い空間になります。活動的なエリアは6500K程度の白い明るさで、くつろぎエリアは3000K程度の温かみのある光がおすすめです。

部屋の用途と大きさによって、イメージする空間に対応した色温度と明るさを選びましょう。
リビングなどのリラックスエリアでは、柔らかい光が適しています。

また、照明を利用して空間を仮想的に区切るというアイデアもあります。
活動的なエリアとくつろぎエリアを自由にデザインしてみてはいかがでしょうか。

リビングに置きたいおしゃれな間接照明

リビングに映える、おしゃれな間接照明があれば教えていただけますか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

おしゃれな間接照明であれば、FLOSの「IC LIGHTS S」はいかがでしょうか。この照明はバランスボールのような形状が特徴で、とてもモダンな印象を与えてくれます。また、フロアランプでは、「カールハンセン&サンのKAISER idell 6556-F」もおすすめです。

ここでアドバイザーが挙げた商品は、おしゃれなデザインで高い評価を得ている間接照明です。
FLOS(フロス)の「IC LIGHTS S」は、シンプルながらも強い存在感がありリビングのアクセントになります。

一方、カールハンセン&サンの「KAISER idell 6556-F」は曲線が美しいデザインで、リビングの雰囲気を自然に引き立てることができるフロアランプです。
これらの照明を参考にして自分のお気に入りを見つけるのも、照明選びの楽しみの一つです。

間接照明選びまとめ

自分の空間に合ったおしゃれな照明を選ぶのが楽しみになりました。間接照明の選び方について、たくさん教えていただいてありがとうございました。

新生活の相談者

今回、学んだことを再度振り返ってみましょう。

  • 間接照明は主に、置き型、壁掛け型、ダウンライト、アッパーライトの4つがあり、それぞれ空間の雰囲気を異なる形で演出します。
  • デザインや形状以外に、色温度と明るさも重要な選択基準です。
  • 色温度が高いものは白っぽい光を、低いものは暖色系の光を出します。
  • リビングの場合、3000K程度の白熱灯と3000ルーメン程度の明るさが標準的です。
  • 活動的なエリアとくつろぎエリアでは色温度を変えると、より心地良い空間になります。
  • 具体的な商品としては、FLOSの「IC LIGHTS S」やカールハンセン&サンの「KAISER idell 6556-F」などが人気です。

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作成者: 不動産と住まいの教科書

住まいの知識として、暮らし始める前に知っておくべきこと。暮らし始めてから必要になる知識。 住宅や不動産の購入についてできるだけ詳しく簡単に説明する、「不動産と住まいの教科書」です。