快適空間を作ろう! ダイニングとキッチンの照明計画のポイント

最終更新日:2024/05/05

究極の快適空間を作ろう! ダイニング&キッチン照明計画の秘訣

リビングと並ぶ重要な空間であるダイニングキッチン。
そこをより快適に、そして使いやすくするために、照明計画は欠かせません。
今回は、心地よい空間を生み出すための照明計画のポイントをご紹介します。

ダイニングとキッチンの照明をコーディネート

リビングと並ぶ生活の中心であるダイニングとキッチン。
そこをより快適な空間にするためには、照明計画が重要です。

食事、調理、団らんなど、シーンによって求められる明るさは異なります。
また、照明の色や配置によっても、空間の雰囲気が大きく変わります。

この記事では、快適なダイニングとキッチンを作るための照明計画のポイントをご紹介します。

ダイニングやキッチンの照明選びのポイント

新生活を始めたばかりで、ダイニングやキッチンの照明がどのように統一されるべきかまったくわからず困っています。
どのようにして選べば良いですか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

まずはあなたのライフスタイルや部屋の雰囲気に合った照明を選ぶことが大切です。
例えば、ダイニングスペースは家族や友人との会話を楽しんだり、食事を楽しんだりする場所なので、ゆったりとした照明が適した空間を作ることができます。
一方、キッチンでは食材を切ったり調理したりするため明るい照明が必要です。

それぞれの空間の機能や、住む人のライフスタイルに合った照明を選ぶことが重要です。
ダイニングテーブルは訪れる人々の交流の中心地です。
そのため、リラックスした雰囲気を作り出す暖かい照明が適しています。
対して、キッチンは調理などの作業を行う空間なので、明るく見やすい照明が必要になります。
これらのポイントに注目し、自分の生活スタイルに適した照明を選ぶことで、統一感のある空間を実現します。

照明の色温度を理解する

照明の色温度とは何ですか?
それが照明選びにどんな影響を与えるのですか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

色温度とは、光の「色」を表す指標で、白色、温白色、昼光色などがあります。
白色は、月の光に近いナチュラルな色合いの光で、明るさと色合いのバランスが良いのが特徴です。
一方、温白色は暖かみがあり、リラックスした空間をつくります。
昼光色は最も明るい色温度で、少し青みがかった光が特徴です。

照明の色温度は、部屋の雰囲気を大いに左右します。
白色は、書斎などに適しています。
一方、暖かな温白色は、団らんするシーンやダイニングスペースにおすすめです。
昼光色は、最も明るい色温度です。
読書をする場所や勉強部屋に最適です。

色温度は照明選びのポイントの一つとなりますので、空間ごとの適切な設定にすることが重要です。

調光・調色機能で、より快適なダイニングキッチンに

色温度のほかに、照明を選ぶポイントはありますか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

ダイニング&キッチンの快適さを追求するなら、調光・調色機能にも目を向ける良いかもしれません。

調光・調色機能付きの照明を使えば、明るさや色温度を自由に調整できます。
時間帯やシーンに合わせて、最適な照明環境を作ることができますよ。

ライフスタイルに応じた照明の選択と配置

ライフスタイルに合わせた照明選びや配置を行うには、どうしたら良いでしょうか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

あなたがその空間で何をするのか、何を求めているのかによって、照明を選ぶことが大切です。
たとえば、あなたが晩酌を楽しむことが多いなら、ダイニングテーブルの上にダウンライトを設けて、落ち着いた雰囲気を作ると良いでしょう。

自分のライフスタイルに基づいて照明を選ぶことは、スペースの使い勝手を大いに向上させることができます。
ダウンライトとは、天井に埋め込むタイプの照明器具です。
特定の場所に強く光を当て、雰囲気を引き立てます。

晩酌を楽しむ場合など、リラックスした雰囲気をつくりたい場合はダウンライトはおすすめです。
また、間接照明を取り入れるのも良いでしょう。
天井や壁に光を反射させる間接照明は、空間を柔らかく照らし、リラックス効果があります。
ダイニングスペースに間接照明を取り入れることで、より落ち着いた雰囲気を演出できます。

キッチンでの作業に効果的な照明の配置

私は自炊をよくするので、キッチン作業がしやすいようにしたいのですが、どのように照明を配置すればいいでしょうか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

自炊をよくされるのなら、キッチンカウンターの上にプラスして、食材や調理器具が置かれているシンクや棚の上も明るく照らせるような照明を配置すると良いでしょう。

自炊を頻繁に行う方は、キッチンの各領域を明るく照らすことが重要です。
シンク上や調理台、棚の上など、料理に関連する各場所が明るく照らされていると、調理作業がスムーズになるだけでなく、安全性も向上します。
それぞれの場所で適切な照明を配置して、調理が楽しく、快適で安全になるよう心がけましょう。

ダイニングとキッチンの照明で快適な空間を演出

自分にとって適切な色温度と照明の配置、そして調光機能を持った照明を選んでみます。
また、自分のライフスタイルやキッチンでの料理習慣に合わせて、照明を適切に配置することで、より快適な空間を作ることができそうです。

新生活の相談者

今回、以下のポイントを学びました

  • 照明を選ぶ際はライフスタイルや空間の使用方法を考慮する。
  • 色温度は部屋の雰囲気を大きく左右し、ダイニングとキッチンではそれぞれ適した色温度が異なる。
  • 調光機能が付いた照明を選ぶことで、場面に合わせて適切に調整できる。
  • キッチンでは、安全性と利便性を考慮し、具体的な料理エリアを明るく照らす照明配置が必要である。

ご自身に合った照明計画を立てて、快適なダイニングキッチンを作りましょう。

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作成者: 不動産と住まいの教科書

住まいの知識として、暮らし始める前に知っておくべきこと。暮らし始めてから必要になる知識。 住宅や不動産の購入についてできるだけ詳しく簡単に説明する、「不動産と住まいの教科書」です。