賃貸物件での壁紙交換には、管理者の許可が必要です。
具体的な壁紙選びのポイントや自分での交換方法、費用の見積もりなどを知り、新生活に役立てましょう。
賃貸物件の壁紙交換について
賃貸物件で壁紙を交換することは可能かどうか、またどのような方法で行うべきか、様々な疑問が生じるかと思います。
ここでは、賃貸物件における壁紙交換のルールと、おすすめの方法について詳しく解説します。
壁紙交換の方法や費用についても合わせてご覧ください。
賃貸物件で壁紙は交換できる?
新生活を始める中で、私の部屋をもっと自分らしくしたくて、壁紙を張り替えたいなと考えています。けれど、賃貸の部屋で壁紙を張り替えることはできるのでしょうか?
一般的には、賃貸物件で壁紙を張り替える際には、物件を管理している大家さんや不動産会社に事前に了解を得る必要があります。そして退去時には元の状態に戻さなければならないというルールがほとんどです。
つまり、壁紙を交換する場合には管理者の許可が必要であり、引っ越す際には元に戻す義務があるというわけです。
また、張り替える壁紙によっては、退去時に元に戻すのが難しくなる可能性もあります。
許可を得やすい賃貸物件での壁紙選び
そうなんですね。では具体的にどのように許可を得たり、どのような壁紙を選んだりすれば良いのでしょうか?
まずは、物件管理者に壁紙交換がしたい理由と、どのような壁紙にするかを伝えると良いでしょう。そして壁紙選びについては、許可が出やすい落ち着いた色味と柄、質感のものがおすすめです。
まずは、物件管理者とのコミュニケーションが大切です。
壁紙選びは許可が得やすいという観点だけでなく、自分が長く過ごす場所なので自分が落ち着ける色や模様、空間作りの一部と考えるとよいですね。
実際に選ぶ際は、サンプルを見て自分が好きなものを選ぶのも良いでしょう。
自分で壁紙交換する際の手順と注意点
なるほど。あと、壁紙交換は自分でやっても大丈夫なものなのでしょうか?どんな手順で進めればいいのか教えていただけますか?
自分で壁紙を張り替えることは可能です。ただし、プロに依頼する場合と違い時間と手間がかかります。また、初めての場合は失敗するリスクも考慮した上でチャレンジすることが大切です。手順としては、1. 壁紙の計量と裁断、2. 壁への下地処理、3. のり付け、4. 壁紙貼り付けとなります。これに加えて、壁紙をはがす作業も必要です。
自分で壁紙の張り替えを行う際には、道具や材料の準備も必要となります。
また、道具の使い方なども事前に学ぶ必要があります。
失敗を恐れずにチャレンジすることが大切な一方で、プロに依頼することで時間と手間、そして仕上がりの美しさを確保することが可能です。
初めての場合はプロに依頼し、次回から自分で挑戦するという方法も考えられます。
壁紙交換の費用と考慮すべきポイント
初めてなのでプロに依頼するのも良さそうです。費用はどのくらいかかるものなのでしょうか?
部屋形状や壁紙の種類によりますが、だいたいの目安としては、壁紙と作業費を含めてプロに依頼した場合、6帖の部屋で10万円から15万円程度が一般的です。自分で行う場合は、材料費だけ考えれば、数千円から数万円程度となります。
費用としては、壁紙の材料費や作業費、そして退去時に元の状態に復元する費用が考えられます。
この復元費用は忘れがちですが、退去時に必要になる可能性があるため計算に入れておきましょう。
また、自分で行う場合はも、初期投資として必要な道具類の費用などが発生します。
賃貸物件での壁紙交換の具体的な費用
6畳の部屋で、自分で壁紙を選んでプロに依頼した場合の費用はどの程度を見ておけばよいのでしょうか?
例えば、壁紙として一般的に使われるクロスの場合、1平方メートルあたり1,500円~3,000円程度が相場です。6畳の部屋ですと、足元と天井を除く壁面積はおおよそ30平方メートル程度になるので、材料費だけで4.5万~9万円です。加えて、壁紙の張替え工事費として10万円程度見ておけば良いでしょう。
6畳の部屋で自分で壁紙を選んでプロに依頼した場合は、大まかには15万円程度が目安といえます。
その他にも、必要であれば下地調整の費用や、特殊な形状の部屋の場合は追加費用が必要となることがあります。
相見積もりを取ることで、より詳細かつ正確な金額を把握することが出来ますので、一度相談してみましょう。
壁紙交換に関するまとめ
壁紙の張り替えは許可を得てから、自分なりの壁紙を選び、プロに依頼するのが良いと思いました。費用も想定以上でしたが、長く住む場所ならばその価値はあると感じました。詳しく教えていただき、ありがとうございました。
今回、学んだことを再度振り返ってみましょう。
- 賃貸物件の壁紙交換は物件管理者の許可が必要。
- 自分の好きな壁紙を選びつつ、管理者に許可が得やすいものを選ぶ。
- 自分で行うよりプロに依頼したほうが仕上がりは美しく、費用も時間も予測できる。
- 具体的な費用は工事費含めて15万円程度が目安。