キッチンの壁紙をDIYしよう:材料や手順、コツを徹底解説

最終更新日:2024/05/09

キッチンの壁紙をDIYしよう:材料や手順、コツを徹底解説

毎日使うキッチンは、汚れや油ハネで壁紙が劣化しやすい場所です。
しかし、壁紙を変えるだけで、空間の雰囲気をガラッと変えることができます。
そこで今回は、キッチンの壁紙をDIYする方法を徹底解説します。
材料や手順、コツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

キッチンの壁紙をDIYしよう

新生活を始めることは、新鮮でワクワクするものです。
それと同時に、自分の住空間をどのようにして気持ちよく居心地良くするか、という課題も出てきます。
その一つに、自分の好きなスタイルに合わせてキッチンの壁紙を変えることも挙げられます。
壁紙をDIYすれば、手軽にイメージチェンジを楽しめます。
今回は、キッチンの壁紙DIYの材料や手順、コツを徹底解説します。

壁紙DIYの材料と道具について

新生活を始めるにあたって、自分でキッチンの壁紙を変えてみたいです。
具体的にはどんな材料や道具が必要なんでしょうか。

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

必要なものは壁紙、はがし液、スクレーパー、壁紙の製図用具、新しい壁紙ペースト、新しい壁紙、切り戻しブラシ、シームローラー、滑り止めマット、ローラートレイ、ペイントローラー、ペイントブラシ、養生テープなどです。

これらの道具を用意すれば、壁紙剥がしから新しい壁紙を貼るまでの全ての作業を行うことができます。
壁紙のはがし液とスクレーパーは古い壁紙を剥がすのに、壁紙の製図用具は新しい壁紙のパターンを合わせるのに、滑り止めマットは壁紙を再配置する際に使います。
また、細かい作業にはペイントブラシが、大規模な作業にはペイントローラーが適しています。
そして、シームローラーは壁と壁紙の間にあるシーム(接続部)を貼り付けるために使います。

壁紙を貼る手順とコツ

では、手順についても教えていただけますか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

もちろんです。
まずは古い壁紙を剥がして、その後新しい壁紙を良く貼る前に、壁の準備をします。
新しい壁紙を貼る準備ができたら、製図用具で壁紙の模様を合わせて、その印をつけ、壁紙を切ります。
それから、壁紙ペーストを塗り、新しい壁紙を貼ります。
そして、ローラーで壁紙を壁に滑らせて付着させ、ブラシで端をケアします。
最後に、必要に応じて養生テープで畳み込んで完成です。

この手順は全体的な手順で、具体的な作業方法は壁紙の種類や貼り方などによるところも大きいので注意が必要です。

例えば、壁紙の剥がし方は、はがし液を壁紙に塗布します。
しばらくおいてから、スクレーパーで剥がすという手順です。
壁紙の素材や接着具の種類によっては、はがし液なしで直接スクレーパーで剥がすことも可能です。

新しい壁紙を貼るときは、壁紙の裏面にまんべんなく壁紙ペーストを塗布します。
その後、貼った壁紙をシームローラーやブラシでしっかりと押し付けることが重要です。

壁紙貼りの注意点と作業法

これらの作業を行う際に特に注意すべき点やコツはあるのでしょうか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

壁紙の貼り替え作業は、繊細な作業です。
まずは古い壁紙の剥がし方について。
力任せに剥がすと壁を傷つける危険性があります。
壁紙はスクレーパーでなでるように剥がしましょう。
また、新しい壁紙を貼る際には、壁紙の模様がピッタリ合うように、製図用具で縛ることが重要なポイントです。
さらに、きちんとした壁を実現するためには、壁紙を貼る前に壁面をきれいに整えることが重要です。
壁面に損傷がある場合は、壁面を補修し、頑固な汚れやほこりがある場合は、掃除してから作業に取り掛かるとよりキレイに仕上がります。

壁紙を貼り替える際には、細かい注意点がたくさんあります。
特に壁紙の模様は適切に合わせることで、見栄えが大きく変わるので重要です。
壁紙を貼る前の壁の状態も、少しのほこりや汚れが新しい壁紙の貼り付きを悪くしたり見た目を損なったりします。
そのため、時間をかけて丁寧に掃除をすることがおすすめです。

壁紙DIYでの道具の使い方に注意

しっかりと前準備をすることが重要なんですね。
個々の道具を使う時にも、何か特別な使い方が必要なのでしょうか?

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

その通りです。
たとえば、壁紙のはがし液は、それを直接壁紙全体に均一にスプレーすることは重要です。
また、スクレーパーも使い方に注意が必要です。
壁紙を剥がすときには、可能な限り平らに保つようにします。
つまり、スクレーパーの刃が壁に対して角度をつけずに、水平に保ちます。
これにより、壁紙だけを剥がし、壁自体は傷つけずに済みます。

さらなる補足をすると、角度をつけてスクレーパーを使うと、壁に深い傷をつける可能性があります。
この点は特に注意が必要です。

また、新しい壁紙を貼る工程では、シームローラーで押し付ける力加減にも注意する必要があります。
強すぎると壁紙が破れたり、弱すぎるときちんと接着しない可能性があります。

失敗への対処法と事前準備の重要性

注意点がはっきりしてきました。
でも、もし自分でやろうとしたときに失敗したらどうすればいいのでしょうか。
もしくは、万が一のミスを避けるために、事前に何をすればいいのでしょうか。

新生活の相談者
住まいのアドバイザー

失敗した場合は、まずはパニックにならないことが重要です。
失敗は学習の一部です。
吹き出しや泡が出てきたら、何かが間違っています。
それが発生した場合は、壁紙をはがして、ペーストし直し、再度貼り付けることをおすすめします。
万が一のためには、始める前に確認事項をリストアップしたり、プロからのアドバイスを聞いたり、やり方を動画で見たりするなどして、事前準備をしっかりと行うことが大切です。

確かに失敗は避けられないこともありますが、それを乗り越えることが成功への鍵となります。
一般的に壁紙を貼る際、失敗しやすいのは吹き出しや泡の発生です。
これらは、壁紙が壁にきちんと接着していないことを意味します。
その原因は多岐にわたりますが、壁面の汚れ、ペーストの塗布が不適切、貼り方が不適切などが考えられます。
問題が発生したら、進める前にその原因を特定し、対処することが重要です。

まとめ

本当に勉強になりました。
自分で壁紙を変える際に必要な道具や手順を頭に入れて、その上で何か問題が起きたら考えて対処するようにします。
これからは自分で壁紙を変えることにチャレンジして、楽しんでみます。
ありがとうございました。

新生活の相談者

今回、以下のポイントを学ぶことができました。

  • 壁紙をDIYするには各種道具や材料が必要である。
  • プロジェクトを開始する前に、必要な手順を理解し、それに従う。
  • 壁紙変更作業では細部に注意し、未経験者でも問題を避けることが可能。
  • 万が一問題が発生した場合でも、冷静に分析して解決策を見つける。

キッチンの壁紙DIYは、材料も少なく、手順も比較的簡単です。
今回ご紹介したコツを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

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作成者: 不動産と住まいの教科書

住まいの知識として、暮らし始める前に知っておくべきこと。暮らし始めてから必要になる知識。 住宅や不動産の購入についてできるだけ詳しく簡単に説明する、「不動産と住まいの教科書」です。