新生活をスタートした方なら、誰もが一度は頭を抱える「キッチン収納」の問題。
キッチンの収納スペースを最大限に活用する方法や、棚や壁面、天井を上手く活用するアイデアによって、物の整理がよりスムーズに行えるようになります。
キッチンライフを快適にするためのアドバイスが満載です！
限られたキッチンスペースでの収納問題
新生活をスタートした方なら誰もが一度は頭を抱える「キッチン収納」の問題。
特に1人暮らし用のマンションやアパートでは、限られたキッチンスペースの中で、食器や調理器具などをどう収納するか悩むことも多いでしょう。
今回は、そんなキッチン収納問題の具体的な解決策についてお伝えしていきます。
キッチンの収納スペースを最大限に活用する方法、物の整理のコツなども併せてご覧ください。
壁面や棚をうまく利用して収納する
私の部屋は狭くて、キッチンのスペースも限られているんです。その中で、食器や調理器具をどう収納したらいいか悩んでいます。有効な収納方法やアイデアはありますか？
新生活の相談者
住まいのアドバイザー
まず、物を収納するスペースが限られている場合は、無駄を削減することが大切です。つまり、必要なものだけを手元に置くことです。何をよく使うか、何が必要なのかを見極めるためのリストアップしてみましょう。次に、収納方法ですが、壁面や天井を上手く活用する方法があります。例えば、壁に棚を取り付けたり、天井からフックで鍋やフライパンを吊るすなどです。
収納に悩む一つ目の原因は、必要以上に物を手元に置いてしまうことです。
必要なものだけを残すことで、物の量を減らし、収納スペースを無理なく管理できるようになります。
二つ目の壁面や天井を活用するアイデアは、限られたスペースを最大限に用いる方法です。
壁面は、棚や磁石などを利用して道具を吊るすことが可能です。
収納の前にキッチン内にある必要なものを見極める
なるほど、なるべく物を減らすというのが基本なのですね。でも、生活していく中ではやっぱり色々なものが必要になってきます。その中で何を必要なものとして残すべきなのかの見極め方はありますか？
新生活の相談者
住まいのアドバイザー
必要なものを見極めるためには、実際に使う頻度を記録してみるのが一つの手です。毎日使うもの、週に一度使うもの、月に一度使うものといった具体的な基準を設けて、それに沿って使い勝手の良い位置に配置していきます。また、調理器具は「一つで何役も果たしてくれるもの」を選ぶと良いでしょう。
使う頻度を記録すれば、自分が何をよく使い、何を殆ど使わないかが明確になります。
使う頻度が高いものを手前に、低いものを奥に収納するなど、頻度に応じて配置すると、必要なものがすぐに取り出せて便利です。
また、複数の機能を持つ調理器具を選ぶことにより、一つの道具で複数の調理ができ、省スペースになるだけでなく時短にもなります。
日持ちする食品は棚へ収納
あと、食品の保存が難しいです。購入した食材や調味料、それに冷蔵庫の容量も限られています。こういったものはどのように収納したらよいでしょうか？
新生活の相談者
住まいのアドバイザー
食品の保存場所は、生鮮食品、日持ちする食品、調味料といった種類別に分けて考えると良いでしょう。冷蔵庫は生鮮食品や開封後冷蔵が必要な物、調味料などを収納しましょう。日持ちする食品は壁面の棚やキャビネットなどに収納します。また、食材はできるだけ小分けにし、使い切りやすいサイズで保存すると、スペースを有効活用できますよ。
食品は保存方法が異なるため、適切な場所に分けて収納することが大切です。
冷蔵庫は冷媒の流れを妨げないよう、適度な隙間を持たせた上で収納します。
また、壁面の棚やキャビネットにはパスタや缶詰などの日持ちする食品を収納します。
ここでも、頻度やサイズにより、前後や上下に配置します。
食材を小分けにすることは、必要な量だけ取り出しやすいだけでなく、パッケージごと冷凍・解凍が可能で時間の節約にもつながります。
小分け保存の有効な方法
食品を小分けにするというのは良さそうですね。ただ、それだと小さなものが増えてしまって、それ自体が収納の悩みになりそうです。何か良い方法はありますか？
新生活の相談者
住まいのアドバイザー
小分け保存をする場合、まとめて保存する容器やケースを活用することが有効です。保存容器にはラベル付けをすると一目で中身が分かります。さらに透明な容器を使うと、中身が見えて取り出しやすくなるでしょう。それと、キッチン用の収納用具は様々な種類がありますので、必要に応じて活用してみてください。
小分けにしたものを一箇所にまとめると、何がどこにあるのかが分かりやすくなります。
ラベル付けでさらに識別しやすくするというのは、視覚的にも分かり易いですし、取り出しやすさにもつながります。
また、市販の収納用具を活用することで、スペースを無駄なく使うことができます。
収納用具は様々な大きさや形状がありますので、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
便利なキッチン収納アイデア
実際に、どのような収納があると便利なんでしょうか？具体的な事例があると嬉しいです。
新生活の相談者
住まいのアドバイザー
例えば、引き出し式のバスケットを活用してみてはいかがでしょうか。縦型にスペースを使えて見やすく、取り出しやすいですね。また、勝手口や窓際スペースに小さな棚を作るのも手です。フライパンの蓋やまな板、キッチンペーパーなどを立てて収納できます。さらに、天井から吊るす料理道具ラックも、スペースを上手く活用できますよ。
引き出し式のバスケットはスペースを無駄なく使えるので、スペースが限られているキッチンでは特に有効ですね。
また、キッチンの壁面や勝手口にラックや棚を設置することで、スペースを有効活用します。
これらにはフライパンの蓋やまな板、キッチンペーパーなど平らで立てて収納しやすいものを置くと良いです。
天井からの吊り下げ収納は、大きな調理道具をスマートに収納できるのでおすすめです。
キッチン収納まとめ
収納について色々と教えていただきありがとうございます。色々試してみようと思います。
新生活の相談者
今回、学んだことを再度振り返ってみましょう。
- 収納スペースが限られている場合は、まず最初に本当に必要なものを見極め、リストアップする。
- 使う頻度を記録し、頻度に応じて収納場所を配置することで生活が便利になる。
- 食品を種類別に分けて配置し、また食材を小分けにすると、無駄なく保存できる。
- 中身が見える透明な容器を使って小分けしたものをまとめたり、ラベルをつけることで迅速に取り出せる。
- 壁面や天井、勝手口や窓周りなどを活用することで収納スペースを効率的に使用する。
これらの知識やアイディアを生活に活かし、より快適なキッチンライフを送っていただければ幸いです。
